これからの建設技術の方向性

新しい未来へ向けて世界へ誇れる京都へ・・・その現状

建設技術支援機構
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京都に都が移り、その歴史の中で街の形も営々と築かれてきました。

1200年前、壮大な都が築かれ、
時代と共に街はより良い環境を求めて東北部へ移動し、
「応仁の乱」後の復興、豊臣秀吉にによる
鴨川の改修(寺町の形成)を経て、
約130年前の琵琶湖疏水の築造で近代的な都市へと発展しました。
その後も、昭和10年の「京都大水害」、
昭和20年の「太平洋戦争」からの復興、そして高度成長期へと
その時代と共に変貌し、現在も南部・西部へと拡張を続けています。

琵琶湖疎水築造後130年に渡り、
続けられた「電気・水道・道路等」のインフラ事業もほぼ終わり、
今後は、既存施設の維持・改修事業が主となって
都市再生(発展)が図られることとなります。

又、都市再生の維持・改修事業は景観の面から
電線類の地中化が奨励され、
環境保全の面から騒音、振動、排気ガス及び、
産業廃棄物等の諸条件とライフサイクルの長いものが
事業者や施工者に求められています。

しかしながら、高度成長期に確立した事業者、設計者、施工者の
業務分担方式では今後の都市再生事業にそぐわなくなっています。

業務分担式からどのような仕組みに変えていくのか?

今やあらゆるアイテムの集合体となった建設構造物。その補修工事や更新工事そして新設工事は、先駆者達の“挑戦と経験”から生まれた技術を継承しなければ完成することができません。次の世代そしてその次の世代へと引き継がれてこそ、その技術か成長し新たな構造物が完成します。
しかし、その世代ごとの技術者達が極端に不足し、国民生活が脅かされる事態への懸念が高まる中にあっても建設事業は留まることができません。
 NPO法人建設技術支援機構は、発注者・設計者・施工者 それぞれの技術者やこれからの未来をつくる若き技術者にその継承すべき技術や経験を提供するお手伝いをしています。

建設技術支援機構にご参加ください。

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